ねおじおんの気まぐれ日記

備忘録や連絡帳を兼ねた、社畜が気まぐれに更新していく日記です

会社の闇【第1章】

面接を和やかな雰囲気で終え、手応えを感じていた自分はちょうど区切りも良かったし、社員・バイト含め高校時代から年末年始は働き詰めだったので、不採用だったとしても人手の足りないXmasで退職し、年末年始は世間一般的な過ごし方をしようと退職の意向を伝えていました。

時はXmasイブ、基本的に夕方からラスト勤務だったのでのんびり起きてダラダラしていた昼過ぎに人事の方から連絡が入りました。
結果としては採用ということで、「えっ…二次面接は???」とやや混乱したものの長々と引っ張られるのも嫌だし、面接なんてそうそうやりたいもんじゃないですからね、素直に喜びお礼を伝え張り詰め気味だったものが解けてホッとしたのも束の間、衝撃の話へと繋がったのです。

前回の最後に分岐点と書いた理由がここにあったのです。

では、簡単に面接を振り返ってみます。
基本的にはほとんどテンプレの様なものでした。
ザックリ書くと、選んだ理由や異動の可否、引越しは出来るか、そしていつから働けるかですね。
ところが、この中に分岐点となる項目があったのです。
それは……
いつから働けるか?
という所です。
何故分岐点と捉えたのかというと、この話の時に「すぐに働ける?」という質問があったのです。
まぁ、何気にこの手の質問も結構ありがちなんですよね。
実際会社としては、これが2.3ヶ月先だったら困りますからね。なので、自分は「今アルバイトをしており、そこの店長に就活をしているので決まったら辞める旨を伝えてはあるのですが、人手のないXmasまでは入らないとみんなに迷惑を掛けてしまうので、そのシフトが終わったらすぐでも大丈夫です」(さすがに一言一句同じではないです)という風に伝えていました。この時のタイミング的には二次面接も踏まえると年末にも掛かるし、採用されたとしたら年明けかなという推測もあったからです。


では、電話の所まで戻りましょう。
採用の連絡の後に勤務地の話なども始まりました。面接の時にも採用になったら多分ここになるという話もしていたので、特にここは問題なかったのですがその説明が終わった後に

「明日から働ける?」

( ゚д゚)ハッ!
頭の中には「?」だらけで、聞き間違えかなと思ったほどに唐突に言われたのです。
場所的に引越しも必要だし、少なくともXmasまではシフトに入っているのは伝えたので、当然ながらさすがに明日は無理ですと伝えると

「すぐに働けるって言ったじゃん」

……確かに言いはしたけどね(笑)
と、マスコミの様に自分達に都合の良い部分の切り取りを行われたのですが、就職願望の強かった自分は言い返しもせず「明日までシフトに入っているので、明明後日なら大丈夫です」と伝え、配属先の住所や顔合わせの時間が決まっていったのでした。


さて、分岐点と言ったのは正にここでした。
今のようにネットでブラック企業の手口等の情報が手に入れられていれば、「あ、ここはヤバい…」なんて所まで気が回ったのでしょうが、某居酒屋チェーンが叩かれるのはこの暫く先であり、まだブラック企業なんて表現も労働環境問題も話題になんてならない時でしたのでそのまま就職となりました。
この時にヤバい会社だと判断し辞退していれば、この後に訪れる暗黒期を味わう事は無かったのです…


という事で、休憩もそろそろ終わりそうなので(笑)、過酷だった時のお話は次回に書かせて頂きます


ではではヾ(・ω・`)バイバイ

会社の闇【序章】

さてさて、初日記はwaしょうさん(仮名)から3人位には需要があると言われたブラック企業ネタとなります。
需要が3人以下だったらハラキリしてもらいましょう(笑)

※あくまで自分が勤めていた10年以上前の話となります。
現在は改善されている可能性も僅かながらにはあるので、思い出話としてご覧下さい


当時はまだ30ちょいと働き盛りでした。
とある理由で某チェーン店を退職し、自宅のそばでアルバイトをしながら次の就職先を探していました。しかし、当時はスマホなんてものはまだ無く、MMORPGが広まり始め、mixiが隆盛を誇ってた、今と比べたらまだまだネットで多くのしっかりとした情報を収集するのは難しかったのです。
その為、大抵はフリーペーパーや折り込み、ポスター、そしてハローワークが主だった手段でした。
そんな中で、お国が関わっているのだからハローワークなら確実で安心でしょ、と安易に考えハローワークで探していました。
すると、FD(仮名)という会社が目に留まりました。
名前の響きも良さそうだし、親会社の会長は業界では名の知れた人の兄弟だし、募集は新規事業の店長候補と挑戦のしがいもある内容でした。
そこで早速担当者を通して連絡をしてもらい面接の日程調整をして頂いたのですが、ここが悪夢への分岐点だったのです。



当日はしっかりクリーニングしたスーツを着用し、散髪などで身嗜みを整えてめちゃくちゃ気合いと緊張が入り交じった感情で、先ずは一次面接を通過する事を目標に望みました。
受付で挨拶もし、面接担当者が来るのを待っていると妙に貫禄のあるおっさん2人が登場する。
飲まれないようにしながら自己紹介を済ますと、相手は人事部長と専務との事…

思わず「えっ…」と絶句ですわ
だって、一次面接だよ
じゃあ、二次面接はもう社長しかいないじゃないか?!
もうね、想定外で頭の中はごちゃごちゃですよ(笑)
それでも何とか無難な受け応えを終え、何だかんだで和やかな雰囲気で会社を後にし連絡を待つことになったのでした…




と、長い前振りをしてみました(笑)
1回で書こうと思ったけど、出掛けるタイミングとひとつの区切りとしてちょうど良さそうなので今回はここまで!
次がブラック企業のブラックたる所以を書いていきます


思い出したらムカついてきた(笑)