ねおじおんの気まぐれ日記

備忘録や連絡帳を兼ねた、社畜が気まぐれに更新していく日記です

社員教育の闇

さて、やっとWIFIを繋げ、はてなブログのパスワードも見つかったので久しぶりに書いてみたいと思います。

 

今回のもあくまで数社経験した個人的な見解となりますが、ひとつの目安としてご覧いただければなと思います。

 

新入社員の教育・育成って、経験したことのある方は分かると思いますが、相手にも相応の責任が伴っていくものなので多くの面で苦労しますよね。

勿論、その大変さにやりがいや、成長を感じられたときの達成感は中々味わえない良いものですね。

反面、簡単には以心伝心となる訳もなく、退職に至ってしまった時の喪失感はきついのですが・・・

 

そんな育成ですが、若い企業であれば仕方がないと思うのですが、それなりの年数や規模の企業が外部委託している場合は気をつけましょう。

一時期メディアでも取り上げられていましたが、山奥で隔離だったり、まるで軍隊のような事をする外部研修があります。

 

自分が経験した所は、さすがに社名は出しませんが、結構有名なところです。

簡単にその中身を言ってしまうと、コースにより日数は違いますが、数日泊まり行ったり、数ヶ月にわたり課題を出され通常業務+研修課題をこなしていったりとある訳ですが、問題はセンターで行う研修内容となります。

ざっくりいうと洗脳と同じです。

分かりやすく極端な表現として書きますが、最初に参加者を罵倒し、とにかく精神的に追い詰めていきます。

そして、最終日に褒める・認めるといったプラスの表現をします。

まあ、宗教やさ詐欺でも使われる手法ですかね?

国によっては禁止されているそうですが、はっきりいって精神的にかなりキツイですね。

あ、でも勘違いしないでほしいのは、そもそものここの設立の目的や目標は素晴らしいと思います。

問題なのは手法です。

なんだかんだ偉そうなことをいいつつ、実は一番楽な方法を取っているんですからね。

で、こういうところのほとんどの参加者は上から言われしか仕方なく参加しています。

勿論自主的な参加の方もいます。

先述したように、目標は素晴らしいので安易な経営者は簡単にここに任せればなんて考えちゃうんでしょうね。

 

と、委託先の一例を挙げましたが、本題はこういうところにというよりも自社で育成が出来ないという事です。

自社では経験できない、外部委託ならではの経験や知識を与えられるというメリットもあるので、全ての外部委託自体を否定するわけではありません。

しかし、自社の社員を自社で育成できない会社ってどうなのって話ですよね。

そして、社員育成を出来ない幹部や会社の元で満足のいく仕事なんて出来ないし、そんな幹部で占められていたら会社の先行きもたかが知れているでしょう。

 

そんなことをいっている自分の会社は結局昨年売却され、子会社となりました。

自分含め、ほとんどの社員が受けさせられました。

その末路が、上場を目指していた会社が運良く引き取ってくれたからこそ残ってますが、あわや倒産ですね。

 

何度もいうように、外部委託自体は有用なものもあります。

問題なのは、それだけで満足してしまう経営陣であり、そういったところはトップダウンがなければ機能しないということです。

また自社を例に挙げるのもあれですが、会社の売却に当たっては事前告知は誰にもありませんでした。

まさに青天の霹靂だったわけですが、変わったのは社長と一部業態のみでほとんどはそのままでした。

しかし、その時に残された幹部たちは何も出来ませんでした。

新たな経営陣からの指示待ちでまともに機能出来ず、一般社員の不安を駆り立てていっただけだったのです。

 

人を育成するには多くの能力や思慮などが必要となるわけですが、自社で育成できないということはそういう能力のある人間が不在ということですね。

そして、そういう人間がいないということは、それ以上の人間は育たないし、仮にそういった適正のある新入社員がいたらその人は早めに見切って辞めていくでしょう。

上に劣る人間しかいないのですから・・・

 

と、長々と書きましたが、就職や転職をお考えの方の参考にはなりませんが、入社後に過去記事のような案件に加え、今回の記事が当てはまるようでしたらそこはもう完全なる黒です。

早期の転職を強くお勧めします。

とはいえ、まだまだコロナ禍であり厳しい状況だと思いますが、常に調べておいてリストアップしておくと、いざという時に迅速な行動に踏み切れますので無駄になることはないでしょう。

 

某社の研修内容は、まぁ機会があればということで(笑)

 

ではでは